コンサルティング事業 2020.01.14

発想をビヨンドマックスさせる思考法~視点・視野・視座について~

どうも。特徴的な眼を魅せてくれる俳優は、以下の3人と思っているキノシタです。

トム・クルーズ、レイ・リオッタ、ライアン・ゴズリング

今回のお話し

突然ですが、仕事を進めていく上で、ある問題に直面したとしましょう。そしてその問題は、「本当に解くべき問題なのか」と直接的/間接的に問われる場面は往々にしてあります。

簡単な仕事だと思って問題を鵜呑みにしたまま回答して、上司やお客様に「全然違う」と言われたことはありませんか?

昨今問題を解決する能力に関しては、ロジックツリーなどのフレームワークが浸透しほとんどの方が身についている様に思われます。あるいは調べてわかるような時代ですね。ただ、問題を問題として設定する能力に関しては、論理的思考のみならず直感的な思考(右脳思考)と呼ばれるこれまであまり重要視されてきていなかった「感覚(SENSE)」に頼る必要性も出てきているように思います。

そんな問題設定能力を鍛えるためには、ある種の「想像力」が必要になってくると考えています。その「想像力」を養う上で重要なのが「視点・視野・視座」という考え方なのです。

今回は、それぞれについて考えていきましょう。

視点・視野・視座について

まずは言葉の定義から振り返ってみましょう。

視点(してん)という言葉は、通常異なった2つの意味で用いられる。1つはどこから見ているかという、対象を見るときの立脚点のこと

wikipediaより引用

視野(しや)とは目に見える範囲のこと。両目ごとにその見える範囲は一定であり、個体としての視野はその両者を併せたものである。そこから転じて知識や考え方の幅の広いことをも「視野が広い」ということがある。

wikipediaより引用

視座:物事を見る姿勢や立場。「人道主義的な視座で発言する」

コトバンクより引用

改めて簡潔にまとめると、以下の様になります。

  1. 視点:どのポイントに着目するか(モノを見る角度)
  2. 視野:着目する領域の広さ(定義域の広さ)
  3. 視座:どのスタンスで着目するのか(モノの見方)

視点

視点とは、どのポイントに着目するかとまとめましたが、どこから見るかとも言えます。「打ち上げ花火、下から見るか横から見るか」ではありませんが、問題を別の見方で捉えた場合、一見して問題でないことやあるいは異なる問題が浮かび上がってくることは少なくありません。

では視点を身に着けるには、一体どうしたらよいでしょうか。

それは逆張り」を意識してみることです。

例えば、「仕事中は私語厳禁」というルールがあったとします。その逆をいくと、仕事中に私語OKとなります。もちろんずーっと話している人もいるかもしれないというデメリットはありますが、雑談の中で生まれるコミュニケーションから仕事がやりやすくなるメリットもあります。

このように逆張りをしてみてわかる良さ・悪さや元々の問題と逆張りした問題を比較することで見えてくることもあります。その繰り返しが、多角的な「視点」の形成に役立つかと思います。

視野

次に、視野は、着目する領域の広さと言っていますが、広角レンズのイメージです。見える景色が広くなると見落としていたものも見つかるかもしれません。

例えば、「京都では観光客のごみがひどい」という問題があったとして、東京ではどうか沖縄ではどうかと比較対象を広くとると対象の相対的位置を判別できるようになります。そういった訓練で「視野」を広くすることができるでしょう。

視座

最後に、視座をどのスタンスで着目するのかと言いましたが、「見る立場」です。自分が主体であれば、自分の感覚でしか物事は見えません。しかし、JKになってみたら、上司になってみたら、はたまた社長になってみたら問題は問題ではないかもしれませんし、異なることが問題として浮上してくることもあります。

偉い立場の人に提案をしてピシャリとはねられる時が往々にしてありますが、それは大局的に見えていなかったりするからです。その際もその人の立場に立って見てみると「確かにそうだな」と思うこともあるでしょう。

まとめると、視点・視野・視座を鍛錬する方法は以下の3つです。

  1. 問題の逆張りをしてみる
  2. 比較対象を広くとる
  3. 異なる立場で物事を捉える

最後に

一番重要なことは、「問題を顧みることなく複雑なままに解くことを避ける習慣を持つ」ことです。巷に溢れるフレームワークを駆使して複雑な問題を複雑に解くことは一見「カッコ良い」かもしれませんが、シンプルに問題をサイズダウンして解きほぐしてあげることの方が「スマート」ですよ。もちろん複雑なものを複雑なまま扱う技術(アート)も大事ですけどね。

それでは、また。

参考文献

▽ライティングやカメラワーク(視点)を学べる!ライアン・ゴズリングが魅せる「ドライブ」

▽視野・視座・視点について

https://note.mu/fladdict/n/n30aaa4d201a5?creator_urlname=fladdict

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