コンサルティング事業 2019.12.05

デザイン思考を学ぶ前にデザインについて考えよう

ディレクターのたかはしです。

これから、デザイン思考について話していきます。
まず、デザイン思考を学ぶ前にデザインについての考え
整えてることが大事だと思うのでお話しします。

いきなりですが、ひとつ質問をさせてください。

皆さんデザインはできますか?

いや、センスがないから…。
絵がかけないから。
むりむり。

そういった言葉が多く返ってきそうですね。
そう思いますよね、珍しくありません。
ただ、この回答に私は強い疑問を感じています。

なぜなら、私が考えるデザインとは問題解決だからです。

なので、
「問題解決(=デザイン)できますか?」
という問いに対して、
「絵が描けないからむりです。」
って回答はおかしいなと個人的に感じています。

デザイン思考を学びたいと考えている人は
この感覚が無いと理解がむずかしいのではないかと思います。

 

デザインとは問題解決

私は大学でデザインを学び、
新卒でデザイン採用で入った会社では営業をし、
今は転職してwebディレクターをしています。

いろんな職種をしていますが、
常にデザインで仕事に取り組んでいます。
(その中でデザインは問題解決だなと思いました。)

デザインにも様々な分野がありますね。
プロダクトデザイン
グラフィックデザイン
ウェブデザイン
テキスタイルデザインなどなど。
(私はインダストリアルデザインを専攻していました。)

これを私のデザイン定義で訳すとそれぞれ、
プロダクトを通した問題解決
グラフィックを通した問題解決
ウェブを通した問題解決
テキスタイルを通した問題解決
という捉え方になります。

問題を解決する過程ってひとつではないですよね。
それぞれの得意な武器最適な武器
問題を解決しているということです。

ちなみに、designの語源は次のようにあります。

デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。

また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。

Wikipedia:デザイン

最近はデザインが幅広く応用されるようになってきた
という認識もありますが、実は語源から問題解決なんです。

 

模様考えたりもデザインっていうよね?

イラストを描くことや
模様や形を考えることをデザインって言うよね?

確かに、デザインと言います。
問題解決という大きいくくりの概念と
意匠や造形といった一部的なものの概念と
どちらもデザインと呼ばれているのでややこしいですよね。

この一部のみがデザインと呼ばれているのは、
デザイナーでない周りの人が勝手に範囲を認識したから
だと私は想像しています。

実際に、デザインの歴史的文献には
デザインにとって重要な工程である
材料選定、製作方法の選定などには関わらせてもらえず、
ずっと模様ばかり描いていた歴史があるといった内容が
書かれているものもあります。

この段階で既に、「デザイン」というワードには
当時のデザイナーと周りでは認識にズレがあったのでしょう。
(想像の範囲ですが。)

そして、意匠や造形といった一部的な概念だけが
日本に入ってきたので、海外で考えられたデザイン思考は
日本で理解されにくいのだと思います。

 

問題解決にもいろいろある

ここまでで、デザインとは何なのかということは
何となく分かってもらえたと思います。

ですが、もう少し付け加えをさせてください。

デザインとは問題解決である
という定義ですが、問題解決にも種類があるなと私は考えています。

マイナスにするもの
プラスにするもの
マイナスプラスにするもの

マイナスを0にするというのは一般的な問題解決です。
例えば、あいている穴に土を埋めるようなものです。

そしてデサインは、
0をプラスにするマイナスをプラスにするという問題解決です。
あいている穴に土を入れて花を植えるようなイメージです。

これができる人は既にデザインをしているのです。
※なぜ花がいいのかを説明できないとデザインではないので注意です。

では、デザインするときに欠かせないことは何でしょうか。
それは色々ありますが、ひとつは未来思考であることかなと思います。

考える基準を未来に置いて、その未来から今を振り返り、
今するべきことを決めるという考え方です。

未来のことを考える。
クリエイティブでワクワクしますね!

ところが、未来のことは誰にも分からないので、
根拠がないからと否定的な人も少なくないです。

得に固定概念を持っている人たちに否定的な意見が多い印象です。
そういった人たちのできる問題解決は
マイナスを0にするものに限られてしまっています。

いや、マイナスを0にするだけでも十分じゃないですか?
わざわざプラスにする必要ないのでは?

そう思いますよね。
確かに今まではその能力だけで十分だったと思います。

しかし今の時代、明らかな問題は少なくなっていて、
問題を発見する能力が重要だと言われています。

つまり、当たり前を問題だと捉える能力が必要です。
これはマイナスとプラスの両方の領域を
考えなければ、
行き来しなければ、
できないと思っています。

 

みんなでデザインしよう!

デザインって大事ですよね!
職種に関係なくすごく大事ですよね。

だから私は
みんなデザインしたらいいのに!って思います。

そして、デザイン思考とは誰でも
デザインができるようになる道具なんです。

今回はデザイン思考を学ぶ前に
デザインについての考えを整ました。

次回は、デザイン思考の肝である観察力についてです。
デッサンから観察について考えます。

 

まとめ
デザインとは問題解決である。
デザインには問題を発見する能力も備わっている。
みんなでデザインしよう!

 

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