コンサルティング事業 2019.11.28

世の中のニュースを考えてみる

自動車×IT 
100年に一度の大改革と言われる
自動車業界やMaaSのニュースに触れてみる

10年ほど車屋さんで働いていたゆーすけです。
ウチの会社ではアイスブレイクと言って、MTGの前に必ず時間を取っているんですが
参照:アイスブレイク

その中で世の中のサービスや話題のニュースについて共有したり、自分なりの見解を出しているので

agexで働いている人間がどういう考えや思考をしているのか、
ニュースの切り込みを通じて、一人物像の紹介になればと思います。

お題

最近自動運転の話が増えてきたので、その辺のニュースに切り込んでみようと思います。

『自動車×IT』『100年に一度の大改革』と言われたこの時代
国内最大、いや世界規模の自動車メーカートヨタも、ここ最近ニュースになる事が多いです。
⇒実はトヨタは2位、1位はフォルクスワーゲン

今回はトヨタの話題を中心に触れてみようと思います。

世界のTOYOTAだから出来る事

最近トヨタの自動運転のCMにハマっています。
香川照之さんが出ているやつです。

まだ実現していない自動運転技術の開発経過のCMをバンバン流していますね。
毎回楽しみに見ています。

YouTubeでCMの続きの動画があるので是非見てください。
おススメはこのあたり。

香川編集長=インタビュー形式で、視聴者側の目線で切り込んでいくのが面白いし分かりやすい。
やっぱり開発過程のストーリーがあるとグッときます。

単に車を売るだけのCMではなく
自動運転の技術はどういうものなのか
今の日本の自動運転の技術がどのレベルなのか
っていうのを伝えるのがいい。
車=ヒトの命を預けるモノなので、購入するならどういう仕組みか詳しく知りたいですよね。

まだ発売していない技術の話なので、今すぐ売上に繋がりませんが、
未来に出る自動運転への先行投資という感じでしょうか。

自動運転の実販売では日産に一歩置いて行かれている気がしますが、
これも強者だからこそ出来る手法だと思います。
おそらく他のメーカーでは出来ない広告戦略ですよね。

⇒最近ランチェスター戦略なるものを知りました。
・CMや広告をバンバン流す
・他のメーカーが最新のものを出した後に、もっと技術を改良してから後出し
これは1位じゃないと出来ない戦略だそうです。
強者には強者の、弱者には弱者の戦い方があり、やみくもにあれもこれもしてはダメらしい。
(強者=特定の項目で1位、弱者=2位以下全て。会社の規模で一定ライン引くわけでは無いです)

新しい挑戦への壁

逸れますが
ちなみに自動運転には法律の改正が必須で、実はちょこちょこ法改正されています。
当たり前ですよね。ハンドルから手を放していい、寝ててもいいって言うのを目指すんだから。

最近では自動運転レベル3の時はスマホの操作が可能になりました。
https://jidounten-lab.com/w_level3-kaikin-law
※注 逆に普通の車は厳しくなりました。場合によっては一発免停ですよ!!!
https://car-me.jp/articles/13985

ただ、まだまだ改正しないといけないところいっぱいあります。
技術>法律。法律が遅いというより、技術の進歩が早くて法律がついて行ってない感じでしょうか

これに一番影響受けてるのはUberですね。日本では完全に白タクになるので。
(白タクとはタクシーの免許なしに、普通の車にお客さん載せてお金貰う事。日本では違法。
九州でやってるUber Taxiは、呼べるのはあくまでタクシーの運転手で、一般人は呼べません。)

多分今のままでUberの為に法律は変わらないから解禁されないだろうな。
海外と違って日本人の運転技術はレベル低すぎて事故の可能性高いので。
自動運転が出来れば変わるのかな。

アメリカでは高速なんかもHOTレーンっていって、人数によって料金変わり渋滞緩和になるのに。
⇒先日競馬場で「1台に3人以上乗っていたら駐車料金半額」って言われました。
これも混雑緩和に向けた取り組みですね。普段駐車場から出るのに2時間はかかるので。

マネタイズの方法変えたらなんとかクリア出来そうな気もするんですけど。
例えばDeNAがやってる個人間のカーシェアリングAnycaとか。
あれもうまく法律の穴使ってますし。

貸出し用の車(レンタカーやカーシェア)は
普通の車以上に検査が厳しいんです。車検は毎年受けるとか。
⇒普通は新車が3年に1回、あと2年に1回
だからお金取って貸出すのは
「わ」ナンバーの厳しい検査受けた事業用の車しかダメって法律で決まっているです。

これをAnycaは
「貸出しじゃないです。共同で使ってるんです。その維持費をもらっているんです。」
っていう共同使用契約を使っているので、一般人が所有している普通の車を貸出せるんです。

こんな感じで、マネタイズの方法や名目を変えれば
Uberも日本で行けそうな気がするんですが。難しいんかな。

自動運転みたいに、技術が出る前に、それを使えるように法律を変えるのは
トヨタみたいな大手企業や、人々の生活に根深く関わるインフラ事業しかできないでしょうけど、
ベンチャー企業のサービスでも一度流行ってしまえば、
世論に対して法律もある程度柔軟に変化するんじゃないかな。

横の連携

世の中ペイペイペイペイペイペイペイペイだらけですが、
トヨタもトヨタペイ(TOYOTA Wallet)発表してきましたね。

トヨタは
・レンタカー:トヨタレンタカー
・カーシェア:TOYOTA SHARE
・サブスプリクション:KINTO
・マルチモビリティサービス:my route
・オンデマンドモビリティ:MONET
⇒ソフトバンクと共同出資した会社のサービス(開発中)

などなどMaaS(Mobility as a Service)の概念に沿った多くのサービスがあるので
自社の決済サービスを作って誘導するっていうのは必然といえば必然なんですが。

⇒pay単一で利益とるのはどのサービスもおそらく無理。あくまでサービスへの誘導手段ですね。
Yahooは一体どこで黒字化させるんだろう?

トヨタがMaaSで手を付けてないのは
あと鉄道や航空系と連携したサービスくらいでしょうか?
ここに手を出したら国内制覇だな。
⇒前職の車屋さんでそんなサービスあったので、多分そのうちトヨタも来そうですが。

というかトヨタこそ先日Z ホールディングス(Yahoo)とのニュースで話題の
LINEと経営統合するべきだったと思うんですよね。

国内最大のアクティブユーザー数のサービスを持つLINEとTOYOTAが組めば
自動車業界やMaaSに限らず、全産業でMUTEKIになれるんじゃないか。
⇒ソフトバンクと組んでるから、ソフトバンク→Zホールディングス→LINEと一応縦に繋がってるのか?
ややこしいな。ソフトバンクとヤフーは親子上場会社っていうけど、孫になるのか?

少なくとも発表は東京モーターショーでするべきだったよ。。。

商品の在り方

東京モーターショーでは直近で売る車は一切出さずに、未来の車を発表すると話題になっていました。
豊田社長もe-paletteから出てきましたね。

※行ってないから分からないんだけど、モーターショーにグランエース出てたような。。。
出した会社が『トヨタ車体』だからOKってことなのか。。。。。

でもこれ僕は裏があると思っていて。
あえて出さなかったんじゃなくて出せなかったんじゃないかと。
※個人の意見です。

もちろん大改革期の危機感があるから未来の戦略ビジョンが反映された車を出したい
って言うのもあるんだろうけど、
単に発表できる車あんまり無かったんじゃないかなと。
今トヨタは車種を減らしていこうとしているので。

トヨタは販売店が
トヨタ トヨペット カローラ ネッツ
と4つあって、それぞれの店で違う車が売ってるんです
⇒販売チャンネルといいます

これを販売チャンネルを統一して、車種も2025年までには半分にするそうです。
シンプルイズベストですね。

今は車種が多いのでややこしすぎる。例えば

・タンク ルーミー
・アリオン プレミオ
・ノア VOXY エスクァイア
・アルファード ヴェルファイア
・プロボックス サクシードバン

これ元は同じ車で、販売チャンネル毎にパーツを少し変えて車の特徴を出して差別化してるんですが、
例えば下の画像、アリオンとプレミオなんですが、
どっちがどっちか、車の違いや、どこで何が売っているか分かります????

車屋で働いていた僕でもややこしいのに、車に詳しくない人だと分かんないですよね?
(正解は青い車がアリオン、カローラで販売、スポーツ仕様
赤い車がプレミオ、トヨペットで販売、高級仕様です。)

もちろんメリットもあって、1つの店で少数の車種を扱うことで、
営業の知識も商品を集中させる事で深くなって、特色を出して各店ごとにブランド化してたんですね。
昔のディーラーはみんなこの戦略でした。始めたのはアメリカのGMだったかな?

トヨタだけ最後まで残ってたのは、メーカー系でなくオーナー系のお店が多いからでしょうか?
⇒メーカー系:トヨタがやっている。 オーナー系:地元の地主がトヨタの看板上げている。
車のディーラーは都道府県ごとに違う会社なので、全都道府県×4をまとめるのは時間が掛かる。

この動きがあるので、現行車種の新型がなくて、出せなかったんじゃないかと思っています。
真偽はわかりませんが、もしそうならうまい見せ方ですよね。
『宿題出せなかったんで、違うの持ってきました。』
ウチの会社にもいます笑

ただスポーツカーは残りそうですね。
今はスープラと86だけですが。これは逆に車種増えそう。
トヨタ社長がスポーツカー好きなので笑

「100年前アメリカには1500万頭の馬がいた。今生き残っているのは競走馬や趣味の馬だけだ」
「立場上エコな車推進するけど、ガソリン垂れ流して、燃費悪くて、ガンガン音鳴らす車に乗りたい」
って発言もありましたし。

豊田社長としては
儲かる車やエコな車より
本当にいい車、車が好きな人の為だけの車を作りたい
んでしょうね。
個人的にはハイブリッドよりエンジン派なので素晴らしい!

お題まとめ

トヨタのスローガンは FUN to DRIVE

『新しいモノ』を作り
『広告』で認知してもらい
『サービス』に誘導する手段を増やし
『商品』に触れてもらう

こうやってFUNを増やしていくのがビジネスですよね。
それは大企業だろうが中小企業だろうが変わりません。
ウチの会社のスローガンのひとつにもFUNSULTINGがあります。

ところでなんで超一流企業のトヨタがこんなに必死になっているのか。

自動車メーカーを辞めるとまで言った豊田章男社長
トヨタですら終身雇用は難しいとの発言も話題になりました。

なぜなのか??

それはEV(電気自動車)が出てきたから

エンジンを作るのって相当難しいんです。
実は老舗の自動車メーカーでも、
自社でエンジン作っていない(作れない)所もたくさんあるんです。

だから簡単に作れるモーターで走れる車が出てきたことで、
テスラといった自動車に特化したベンチャー企業だけではなく
Google、Apple、パナソニック、ソニーなど大手ITメーカーが自動車業界に新規参入してくるんです。

今まで築き上げた過去の栄光ややり方を引きずっていては
国内最大の企業ですら危ういんでしょうね。

電気自動車が出てきた事
そして自動運転を皮切りに自動車に多くのITが必要になった事で
もはや自動車業界だけの戦いではなくなった
だから自動車×IT 100年に一度の時代と言われているんです

ホントのまとめ

だいたいこんな感じで1つのニュースを深堀しています。
⇒今回は複数のニュースを混ぜたので、いつもこんなに長くはないですが。

これが仕事に何の関係があるのか。

普通に考えて
世間のニュースが自分の会社に直接影響する事ってそんなにないですよね。
ウチの会社はWEB系なので、自動運転や自動車の技術は業務に関係ありませんし。
お客さんとの話題に使えるくらいでしょうか。

ニュースをただ見ているだけではあんまり意味ないです。知識は付きますけどね。

大事なのは

誰の目線なのか
自分ならどう思うか
なぜこういうことをしているのか
今後どういう事をしようとしているのか

考える事です。
別に間違っていても構わないと思うんです。

⇒最近これが大事だなと実感するのは評論家やアナリストなどのコメントです。
事実だけ言っている人がたまにいますが、それは誰でも出来るし求めてないんですよね。
大事なのは事実を見て、そこからのプロとして考察が聞きたいんです!

考える力っていうのは本を読んで勉強してもすぐに身に付くものではないので、
世間で起きている事、自分の身の回りで起きている事など
常日頃疑問を持って、深くまで考える習慣をつける事が一番大事なことですね。

agex communications で働いている人の特徴、少しは伝わりましたでしょうか??

 

出典画像
https://toyota.jp/
https://www.tokyo-motorshow.com/

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