コンサルティング事業 2019.06.28

AWS SUMMIT OSAKA に参加してきた!

第一回 AWS SUMMIT OSAKA に参加して
普段あまり感じる事のないAWS、アマゾンの凄さを
グランフロント大阪で実感してきました。

こんにちは、超絶雨男のゆーすけです。
6/27(木)、グランフロント大阪で
第一回 AWS SUMMIT OSAKA に参加してきました。
台風での大雨やG20の影響もあっていつもよりグランフロントや大阪駅は人が少なかったんですが、
(トランプさんは見ていません)

イベントにはかなりの方が来られていて、3,000人以上の方が参加されていました。
凄いですね!!

昨年は大阪 北部地震の影響で中止になったので
今年が大阪では”初の”AWS SUMMITの開催です!!

基調講演

アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社代表取締役社長 長崎忠雄さんが登壇され、
3名のゲストトークを交えながら1時間半に亘り、
全世界のクラウドサービスの51.8%の比率を占めるAWSに関しての
基本知識や会社のコンセプト、ヴィジョンを講演して頂きました。
ちなみにみなさんご存知だと思いますが、AWS=アマゾン ウェブ サービス の略称です。

いや~代表取締役みずからイベントに来られて講演されるというのはすごいですね。
普段から社長自らお客様の元へ直接出向き、経営層へサービスのご説明に行かれるそうです。

『地球上で最もお客様を大切にする企業であること。』
『AWSはアマゾンが作りたいものを作るのではなく、お客様が欲しいものを作る。』
『お客様が喜んでいただけそうなものを先駆けて作る』
を会社ヴィジョンとされていて、
会社全体で本気でお客様の事を考え、取り組まれているのが伺えますね。

アマゾンではスピード感と持続性がより求められるデジタルの世界で、
柔軟性を持ってカスタマーエンゲージメントを強化され続け、
去年1年で2,000近くの機能を拡張し、過去3年で4,000ものサービスをリリースされています。
凄いですね。

そんなアマゾンも最初から成功すると思ってもらえるサービスは意外と少ないようで、
PRIME、当日配達、キンドルなど、最初は社内で全て否定されたそうです。

『誰が当日配達なんて求めてるんだ』、『そんなものは使われない』と。

でもいざリリースされるとお客様は満足されて利用され続けています。
顧客体験を重視し、お客様の声を聴くことで成長し続けるのが一番のコンセプトだそうです。
数多くのサービスを短期間でリリース出来るのはこの考えを社員全員が持っているからなんでしょうね。

基調講演が終わり、そのあとはAWSを取り入れられているお客様や
技術的な話のブースでお話を伺いました。
そちらの講演の紹介をしていきます。

その前に。。。。。。。。
さっきから会場の写真が全然ないじゃないかと思われている方々。
そうです。会場内写真は厳禁だったので写真を撮れなかったんです。
TOP写真のような活気ある会場だったのでそれが撮れなかったのは残念。
(TOP画像はAWS SUMMIT LONDON)

唯一撮ったのはお昼に配っていただいたサンドイッチの写真くらいです。

美味しかったです。
とまあお昼の写真は置いておいて。(アマゾンさんごちそう様でした)
午後の講演内容をお伝えします。

 

お客様入力用のタブレットアプリ開発(伊予銀行)

伊予銀行ではアクセンチュアさんと共同で、
銀行受付の新規口座や住所変更等の手続きをタブレットで行えるシステムを開発されました。

しかもBOT式での入力。面白い。

書類や押印は”一旦”は不要です。

”一旦”とあえて伝えたのは、その後紙で出力されるからです。

なぜあえて紙で出すのか。
それは従業員のフローをいきなり大きく変えるのはミス発生のリスクがあるからです。

なので従業員の事務処理は出来るだけ変えないようにされています。
しっかりと従業員の事まで考えられています。

ちなみに紙で出力しても、そのあとはデータで残されるようで、紙にQRコードが付いているので
そのQRコードを機械読み取りしてデータ保管されています。

AWSを選んだ理由としては、
アジャイルやDevOpsでスピード感を持って行えるからで
まずは5か月で3つの機能をリリース、
その後4ヶ月で15機能を追加、さらに2か月後に5つの機能を追加されました。

リスク評価では
クラウド選定時評価(ガバナンス) / サービスイン時評価(実装チェック)

マネージドサービス評価では
情報漏洩防止 / データ欠損 / サービス停止 / 設定ミス

をしっかり検討されたようです。
個人の資産情報などの大事なデータにミスがあれば大変ですからね。

今後の課題は
・外部VPCと内部VPCのリアル連携
・オンプレサーバのリフトアップ
・SaaSサービスとの連携
だと話されていました。

 

システムのAWS化(琉球銀行)

こちらも銀行さんですが、システムの15%をAWS化されました。

オンプレミスからクラウドにされた理由は、お客様がITに目が肥えて、
求めるものを多様化されているので、AWSでないと開発が追い付かないからだそうです。

開発者の思いとしては
何がヒットするか机上検証だけでは判別不可なので、トライ&エラーをしたいとの事ですが、
銀行は失敗を嫌う文化にありトライ&エラーの文化は根付きづらいです。

「まずクラウド利用」前提で、頭取自ら「トライ&エラー」を推奨され、
そのおかげでクラウドを活用できる体制づくりを整えることが出来たそうです。
システム部門だけでは無理。会社全体でやらないといけない。

本当にそうですね。

AWSのメリットとして
・コスト削減や短期型開発の恩恵
・オンプレでは高額で導入不可の高付加価値のサービスを廉価でできる

課題として
・新サービス登場に伴うベストプラクティスな環境を目指した継続的改善が必要
・クラウド人材の育成が必要
・社内の規定整備などクラウド利用の環境づくり

を挙げられていました。

また、今後はクラウド移行で膨大なログを蓄積できるので
ログのビッグデータ分析を行われるそうです。

 

完全キャッシュレス、レジレス、ウォークスルーなCafe(クラスメソッド株式会社)

先日社長さんがアメリカのAmazon Goを実体験され、
言語、年齢、人種、何も関係ないサービスに非常に感動されました。
クラスメソッドさんはソフトウェアの会社でハードウェアとか作ったことがないそうですが、
自分で作りたくなったそうです。

事業会社→IT企業が日本ではメインですが、IT企業→事業会社が海外では最近増えてきたので
できるだろうと。

5月に体験・感動されたのですが、ここからがすごいです。

6月にメンバーアサイン、7月に第1弾展示。
9月メンバー再アサイン(メンバー総入替え)、2018年10月 第2弾展示!!!
11月にメンバー再々アサイン(メンバー半分入替え)、12月に実店舗で実演。

たったこれだけの期間で
“DeveloPers.IO Cafe”というキャッシュレス、レジレス、ウォークスルーな店舗を完成されました。

もちろん店舗運営の土地契約やスタッフ採用まで

クラスメソッドプレスリリース
完全キャッシュレス、レジレス、ウォークスルー体験、来店前オーダーの新型カフェを秋葉原にオープン
https://classmethod.jp/news/developersio-cafe-open/

凄いですね。

またエンジニアは現地体験をされていません。行かれたのは営業だけ。

モットーとして、経験は不要で妄想動画や絵で伝わればいいとの事で、
細かい要件定義や金額は必要なく。何を体験したいかを簡単にわかりやすく提示すればよいそうです。

実際にAmazon Goの体験動画(20秒)+簡単な図だけで構築されていました。

・Amazon SageMakerで画像分析
・AWS Iot Core
・3D LiDAR ToFセンサー(自動運転で使う赤外線反射で距離を測るセンサー)

などなど、必要と思われる全体のシステムアーキテクチャの仮説を1個1個作っていき、
秋葉原でハードウェアパーツ買ってきてDIYされました。

仮説→検証を延々に繰り返し
はんだこてやオシロスコープなどを使ってテストされていました。

そしてその報告書も動画。自分で作ったものを実際に利用されている動画でした。
エンジニアが作っているもののゴールを明確にするのが最も大事で
文章ではどうしても作る側と作って欲しい側のイメージにずれが発生するから使いたくないそうです。

また企業文化として中身がいいよりもフットワーク軽いを特徴とされています。
(本当にそういう内容で日経MJに掲載されています)

作ってからいろいろ考えればいい文化だそうです。
実際にやらないと問題はわかりませんからね。

・実際のお客様からフィードバックを
・事件は現場で起きる

名言ですね。

 

総括

AWSのイベントに参加して、
アマゾンと、それを利用されているユーザ企業に共通する部分を見つけました。

・スピード感を持って行う。やり方にはこだわらない
・今までの文化を取り払う
・お客様ファーストでより良いサービスを本気で提供したい

これらを徹底的に行うことで、素晴らしいサービスを早く開発/提供することが出来るんですね。
いいサービスを作る企業は考え方や文化も似てくるという事が分かり、大変勉強になりました。

【出典】
https://codezine.jp/article/detail/11397
https://cafe.classmethod.jp/
https://image.itmedia.co.jp/l/im/business/articles/1811/22/l_ksiyo2.jpg
https://cloudsoft.io/aws-summit-london-2019/

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