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林田
ナウいぜ!流行研究会
林田
2016/12/28

もしも真田幸村がWebサイトをつくったら

もしも真田幸村がWebサイトをつくったら

別れの季節というと3月のイメージが強いですが、実は12月もそうだよなと感じる今日このごろ。特に今年は真田丸、逃げ恥、SMAP…と、大きなロスが続いていることもあって、そんな風に思えるのかもしれません。

そんな中で、個人的“ロス・オブ・ザ・イヤー”に輝いたのは、真田丸でした。


人はなぜ、真田丸に惹かれるのか?

今年の大河ドラマ真田丸は、ここ5年で最高の視聴率だったように、毎週SNSでも話題になるほどの盛り上がりを見せました。

なぜこんなに流行ったのか。色んな魅力があって一口には語り尽くせませんが、三谷氏による巧妙な台本と、味のある役者達によって描かれた、魅力的な登場人物たちの存在がまず大きいでしょう。

真田親子が住んだ真田本城跡地。なるほど上田一帯を見渡せる素晴らしい立地。
真田親子が住んだ真田本城跡地。なるほど上田一帯を見渡せる素晴らしい立地。

そして個人的には、真田親子が魅せる「決断の美しさ」に心を奪われました。

戦における父・昌幸の決断、犬伏の別れにおける兄・信之の決断、そして大阪の陣における主人公・幸村の決断。自分の中の信念という軸で、腹を決めて、自分の人生の決断していく姿はとてもカッコイイのです。


真田はなぜ、徳川に勝てたのか?

かの徳川家康を三度破った真田一家。圧倒的不利な軍勢で、地形を巧みに利用したり、相手の心理を読んだりと、弱者が強者に勝つ王道スタイルも魅力の一つでした。

第一次・二次上田合戦の戦地となった上田城。これは徳川でもなかなか攻め込めない。
第一次・二次上田合戦の戦地となった上田城。これは徳川でもなかなか攻め込めない。

ドラマの中で、特に印象に残った言葉があります。

それは第45話 「完封」の、大阪冬の陣で、真田丸に迫り来る敵軍を見ながら幸村が言った


敵を1つの塊と思ってはならぬ。しょせん、人の集まりじゃ


という言葉。

人の心を巧みに読んで戦略を立てる、真田家らしい考え方なのですが、これはWEBサイトを開発・運営する我々にも言えることだなと、ふと感じたのです。


Webサイトという戦場で、何を見るのか

WEBサイトで考えると、実際のユーザーは目には見えないので、アクセス数などのデータとして、何千、何万という形で捉えます。

さらに昨今では、ビッグデータやAIなんかも取り入れられるようになってきて、よりユーザーをデータとして集約・分析することで、サイトの成果の最大値を効率的に求めるようになってきています。

成果が出るということは、つまり多くの人を動かすことができている、ということには間違いないですが、果たして一人ひとりにとって本当に役に立てているのか、幸せになってもらえているのかは、なかなか分からないものです。


もしも真田幸村がWebサイトをつくったら

決まっているだろ。サイト名は「真田丸」よ!

とはならないかもしれませんが、きっとユーザーは、来訪してから離脱するまでの間、あの手この手で楽しませてもらえるに違いないでしょう。

時代を越えて、人に愛される真田幸村。
時代を越えて、人に愛される真田幸村。


敵を1つの塊と思ってはならぬ。しょせん、人の集まりじゃ


もとい、


ユーザーをデータと思ってはならぬ。あくまで、人の集まりじゃ


400年の時を越えて、そう幸村に言われた気がしてならない。

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