大貝
京都ええもん研究会NEO ビギナーズ
大貝
2018/05/31

京都中華~盛京亭編~

京都中華~盛京亭編~

こんにちは。京都ええもん研究会NEO ビギナーズ、大貝です!

大学生の頃から京都をよく訪れていた私ですが、まだまだ京都ビギナー。奥の深い京都、とっても魅力的なのに知らない世界がそこにはたくさん。この研究会の活動を通じて、京都「ええもん」の世界に触れ、絶賛惹き込まれ中でございます。

そんなこんなで、今回の活動報告は前回から続く「京都中華」シリーズ、第2弾です!


ここから「盛京亭系」は生まれた!

今回調査で訪れたのは、「盛京亭(せいきんてい)」です!

前回訪れた「鳳泉」は京都中華の二大系譜のうち、広東料理をベースとする「鳳舞系」ですが、こちら盛京亭はもう一つの系譜、北京料理をベースとする「盛京亭系」の名の通り、まさにルーツのお店になります。
ルーツのお店となれば、さまざまなストーリーがきっとあるはず。早速、調査開始です!

四条通沿いの祇園商店街から細い路地を30メートルほど入った突き当りに盛京亭はあります。多くの観光客が行き交う賑やかな祇園商店街とは打って変わって、とても静かなひっそりとした佇まいです。

扉を開けると、奥のテーブル席へと通されました。路地の奥ということもあり決して広くはないですが、中華を提供するお店とは思えないほど清潔感があるきれいな店内です。(油ぎった感じは皆無)

厨房もピカピカ
厨房もピカピカ

注文!そして、実食!

シンプルな御品書き
シンプルな御品書き

注文しようとしていると、昼の部が終わる14時近くだったこともあり、「もうあまり食材が残っていないので、作れないメニューが多いですが・・・」とのこと。注文を考えていた八宝糸(はっぽうす)と春巻は次の機会にリベンジです。

しかし!同じく候補に考えていた酢豚、かに玉煮つけ、そして名物とされている焼飯を注文することが出来ました。

酢豚!
酢豚!

玉ねぎ、たけのこ、きくらげ、そして丸っこくてやわらかい豚肉。前回の鳳泉より味付けは濃い目で、お酢が控えめな印象です。

かに玉煮つけ!
かに玉煮つけ!

鶏がらスープでスクランブルエッグ状に仕上げており、ふわふわでさっぱりとした味付け。鶏がらスープは毎朝とり直すという、こだわりぶりです。

ついに来ました!焼飯!
ついに来ました!焼飯!

あらかじめ炊いて味付けしておいた具に、卵とご飯を合わせて炒めています。口に入れると、驚くほどパラパラほぐれる!そして油っこさがなくあっさり!なんだこの焼飯は・・・!!

・・・と言うのも、現在のご主人のお父様がおよそ70年前にお店を始められた当初は、祇園という場所柄、芸妓さんや旦那衆から油っこい・においがきつい・味が濃い料理が受け入れられませんでした。そこから試行錯誤を経て、「使う油はさっぱりとした白絞油(しらしめゆ)で、控えめに」、「にんにくや香辛料は使わない」といったスタイルが出来上がったそうです。

こうした、あっさりとしていてやさしい京都中華は、京都ならではの文化や京都で生きる人々の想いが強く関わって創りあげられてきました。
独特な京都中華の世界、これからも探っていきます!

ごちそうさまでした!

▽ 盛京亭
京都府京都市東山区祇園町北側263
TEL:075-561-4168


食後のお楽しみ

盛京亭を出た後は、すぐ近くの「鍵善良房」へ。享保年間から続くとされる和菓子の老舗です。
こちらでいただくのは、鍵善良房の代名詞的逸品、くずきりです!

「くづきり」の文字が
「くづきり」の文字が

黒蜜はくどさのない上品な甘さで、キリッと冷たい喉越しがたまりません。

贅沢なひとときです
贅沢なひとときです

それでは、次回の研究会ブログもお楽しみに!

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